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天沼小学校学校運営協議会noteはじめました

はじめまして、杉並区立天沼小学校 学校運営協議会委員の吉田と申します。
いきなりですが、このたび、杉並区立天沼小学校 学校運営協議会の公式noteをはじめることにしました。

まだ編集方針もなく、普段編集・ライティングの仕事をしているわけでもないので、つたない内容になるかもしれませんが、学校運営協議会の活動の発信を通して、子どもたちの学びをよりよいものにするために、天沼小学校が取り組む、地域と共にある学校づくりの様子をお伝えできればと思います。
そして、これを読んでくださる皆様が学校との関わり方について考えるきっかけを提供していけたらと考えています。

不定期更新になりますが、どうぞよろしくお願いします。

初めての今回は、学校運営協議会のこと、私が委員になった経緯や想いを少しだけお話させてください。

協議会のこれまでの歩み

天沼小の学校運営協議会は、2010年4月に発足し、コミュニティ・スクールとしてスタートしてから13年目になります。

コミュニティ・スクールとは、地域住民や保護者等が、合議制の機関である学校運営協議会を通して、一定の権限をもって学校運営に参画し、教育委員会、校長と責任を分かち合いながら学校運営にかかわることで、地域に開かれた特色ある学校づくりを推進する仕組みです。

コミュニティ・スクールの詳細ついては文部科学省のサイトに詳しく掲載されていますので、ご存知のない方はぜひ一度ご覧ください。

天沼小の学校運営協議会は、13年の間に様々な試行錯誤を重ねながら、その役割や活動を進化させてきました。

役割は大きく4つ。

  • 教職員・保護者・地域関係者の声を集め、学校運営に反映させる

  • 必要な情報を正しく伝え、理解を求める

  • 共に考えていく学びの場を提供する

  • 教育活動の課題解決・改善策を提示する

そして、具体的な活動としては、学校評価アンケートやワークショップを通じて、保護者や地域の意見を学校運営に取り入れ、天沼小の教育活動をどのように進めるか、校長先生とともに協議・検討しています。

協議会のこれまでの取り組みや具体的な取り組みについては、以下のサイトでも発信しておりますので、お時間があればご覧ください。

一保護者・一区民・一企業人として、主体的に学校運営に関わるということ

学校運営協議会という組織や活動については、なかなかご存知ない方もいらっしゃるかと思いますが、そんな協議会委員に私がなったきっかけを少しお話したいと思います。

私は自身の子どもが生まれたことで、より社会貢献を意識するようになったとともに、住んでいる杉並区民としてまだまだ地域貢献機会が少ないことに課題感を感じており、以前から子どもと地域の未来をより豊かにする活動をしていきたいと考えていました。

また以前、社会起業に興味を持ち、起業塾に通っていた際に、三鷹市立第四小学校の校長としてコミュニティスクール構想を先駆けて実践した貝ノ瀬氏の講演を聞き、コミュニティスクールと学校運営協議会の存在を知りました。
「子ども、教師、保護者、地域の方々が共に学び、共に育ち、共に生きる学校」というコンセプトと、学校支援と地域活性を両立できる仕組みに感銘を受けたことを覚えています。

そんななか、杉並区報の公募で、自身の息子が通う天沼小学校の学校運営協議会委員の募集が出ており、これは応募するしかない!と一念発起して申し込み、今に至ります。

応募した理由は二つ。

一つは、一保護者として、自身の子どもが通う天沼小学校に貢献したかったから。もう一つはー区民として杉並区に貢献したかったから。

一企業人として、ビジネスで培った経験・スキルを活かして、微力ながら、学校・地域の課題解決にチャレンジしています。

前段でも少しお伝えした通り、協議会の活動は多岐に渡りますが、自身は研修交流分科会の一員として、サマーワークショップの企画運営を担当しています。サマーワークショップの内容について、このnoteでも発信していきますのでお楽しみに。

さいごに、子どもたちは未来であり、希望だと思います。

その子どもたちの学びを、いい意味で学校任せにせず、関わる人それぞれが学校・教育の課題を自分ごと化し、何かできることはないかを問い続け、実践し続けることが、天沼小の子どもたちの未来につながると信じています。

このnoteを通じて、みなさんと一緒に、子どもたちの未来や学校のことを考えられるきっかけをご提供していけたらと思います。

初回ということでつたない内容で恐縮ですが、最後までお読みいただきありがとうございます。
今後も温かく見守っていただけたなら幸いです。

文責:天沼小学校 学校運営協議会委員 吉田真也